【基調講演】第49回「民族紛争解決のための最短距離2」

~対立しているものの正体~

前回は民族紛争解決の最短距離というテーマで皆様からのご意見を頂戴いたしました。

今回は第二回目として、少し視点を変えて話し合ってみたいと思います。

まず民族紛争ということに関して、もう少し単純に「紛争」というキーワードで考えてみます。

世界には様々な紛争がありますが、もっとも身近なことで言えば、親子喧嘩や夫婦喧嘩も規模は違えど紛争の一つと言えるのではないでしょうか?

そういった観点から考えてみると、紛争解決の近道に新たな発見があるように思います。

では、親子喧嘩や夫婦喧嘩、兄弟喧嘩など、身近なところで起こっている争い。

それら争いの原因は一体何なんだろうか?どんなことが理由で争いが起こっているんだろうか?

民族にしろ、親子にしろ、争いとは対立ということになりますが、一体何が対立しているのだろうか?

利害、文化、宗教などといった話も出てきました。自作自演。あるいは第三者による紛争工作という話もありました。

それらは表面的なことであって、もっとその内面に本質があると思います

その対立の本質を見つけることで、解決策のヒントにつながるように思います。

もちろん、これら対立の結果、心に傷を負わせ、それが負の連鎖につながるという話は前回ありました。

そういったことも紛争解決をする上で考えなければならないことですが、今回は対立の結果生み出された負の連鎖の部分は別の機会にという事にしたいと思います。

そこで、皆様にお考えいただきたいことは、対立の本質とは何なのだろうか?

人と人、民族と民族、一体何が対立しているのだろうか?

その対立しているものの正体は一体何か?という「対立しているものの正体」についてご意見をいただきたいと思います。

以上です。