【基調講演】第25回「教育・ 性教育」その1

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教育というものが社会や国家の存亡に関して非常に重要な役割を持っているということは、今さら言うまでもありません。

しかし、それほど重要な教育について明確な定義は何かと問われると、未だに定まったものがあるというわけではありません。

ですから、国によっても教育に関しての考え方やその方法についても様々です。

また教育の種類にも、大きく分けて、家庭教育・学校教育・社会教育などがありますが、他にも違った分類の仕方もあります。

このように、様々な形の教育というものがある理由は、教育というものを考える時に土台となる、物事に対する考え方やモノの見方、すなわち価値観というものが背景にあり、価値観にも人や国などによって様々なものがあるからです。

この背景となるものがどんなものであるのかによって、教育の形が変わってくるということは、その背景となる価値観がどのような価値観であるのかということが重要であるという結論になります。

さて、今回は教育の中でも「性教育」というテーマで考えてみたいと思います。

この「性」に関する教育「性教育」もまた非常に重要な、真剣に取り組むべきテーマです。

そこで今回皆様に考えていただきたい内容は、「性教育」の中の「性行為(セックス)」についてです。

既に述べましたようにこの「性教育」を考えるにおいても、その背景となる価値観、物事に対する捉え方やモノの見方がどんなものであるのかによって、「性教育」に対する取り組みにも違いが出るということです。

学校や自治体によって、この「性教育」に対する捉え方や取り組みに違いがあるということは、その背景となる価値観や思想の違いによるものだということになるのですが、実はこの違いがあるということによって、教育の現場である家庭や学校・社会において今混乱が生じているのです。

例えば、この性教育を何歳の段階から、どのようなことを、どこまで教えれば良いのか?また、子供たちから性に関する質問を受けた時にどう答えるべきなのか?ということについても様々な意見があり、中には180度真逆の対立する意見などもあります。

日本では自治体による違いもありますが、早いところでは小学校の低学年から既に教え始めています。
更にはコンドームの使い方や避妊の仕方なども同時に教えています。

ということで、今の性教育の在り方を考える前に、「性行為」について、なぜ人間は動物と同じように「性行為」をするのか?そこにどんな意味があるのか?なぜ性的な欲求があるのか?その理由は何なのか?

ご自由な発想でのご意見をお願いします。