【議題内容】第1回シンポジウム「健康と現代社会の在り方」

今日のテーマは「健康と現代社会の在り方」なのですが、現代社会の在り方が
病気の根本原因であるということではありません。

しかし、現代社会の在り方が病気になる遠因のひとつではないでしょうか?

人が病気になる原因については、これまで色んなことが言われてきました。

特に最近では、日常生活において受けるストレスが殆どの病気の原因であるという話や、
もっと根本的なところでは、ストレスが直接的な原因ではなく、ストレスにより人間本来の
免疫力や自然治癒力が低下し、そこから発病するという考えもあります。

例えば、体に有害な物質を摂取した場合でも、免疫力が正常であれば、ある程度は
人間の体が持っている自浄作用で回避できるとも言われています。

ちょうど、抗がん剤のような猛毒でさえも体は対処しようとするようなものです。

食が原因で病気になるのは、有害なものを過剰に摂取したり、長期間摂取した場合でしょうし、
有害なものでなくとも、過剰な摂取は、やはり体には良くないと見るのが一般的なようです。

簡単に言えば暴飲暴食は体に良くないというです。

また、心と血液、心と臓器、リンパ液などとの相関関係も病気と密接な関わりがあるということも
言われています。

これら以外にも病気の原因となるものに、遺伝子に関係するものもあります。

病気の原因ということだけではなく、病気そのものに対する考え方も根本的に変わって来ています。
例えば病気は悪いものという捉え方ではなく、病気はかえって人間をより成長させるものである
という考えです。

そして治療法に関してもこれまで一般的に主流であった西洋医学から東洋医学、統合医療、
代替医療等など様々なものがあります。

最近注目を浴びているものの一つに波動医学、それと関連してソマチットという存在もこれからの
医療の発展に重要な役割を果たしてくれるのではないかと期待されています。

このように病気の原因や治療法について、色んなことが考えられてきた理由は、病気というものが
そもそも何であるのか不明であったり、更には人間とはどんな生き物であるのか?そして、本当に健康な
人間とはどんなものであるのかということ自体、理解し得ていないというのが現状ではないでしょうか?

その結果、科学や医療の進歩がそのまま人間の幸福につながると考えてきたにも拘らず、
かえって数々の弊害を人間社会にもたらしてきたのも事実ではないでしょうか?

さて今回のシンポジウムのテーマは「健康と現代社会の在り方」ということです。
冒頭でもお話ししましたように、現代社会の在り方が病気の根本原因ではないのですが、
遠因となっているひとつであるということから、健康という観点で今の現代社会の在り方について、
もう一度見直してみたいと思います。

もし現代社会の在り方を見直すことで、人間が少しでも健康な状態に戻れるとするならば、
有益なことですし、社会の在り方が健康に近づけば、その社会は今よりもきっと快適な
社会となるのではないでしょうか?

そこで、今の社会の在り方をどのように見直せば、より快適な社会になるだろうか?
ということを考えてみたいと思います。

例えば、お給料や物価や住居のこと。休暇や雇用形態や福祉制度。教育制度や公務員制度等など。

最後に、この基調講演の内容が今回ご参加の皆様に必ずしも賛同いただけるものではないかも
しれませんが、その点はご理解下さり、ご自由なご発言を頂けたらと思います。