【基調講演】第27回「地域における家庭や住民の役割」その1

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これまでのフォーラムでは、独居老人の孤独死やいじめの問題、またホームレスの解決など、

社会問題解決のためには、地域住民間の共同体意識が重要であるという事が発表者の皆様から

寄せられたご意見でした。

そして、ゲストの方々を迎えて話し合われた中には、地域住民間の共同体意識が重要とはいえ、

個人主義が中心にある現代社会においては、他人の関与を歓迎しない人が増加の傾向にあるということも

大きな課題として議論されてきました。

今回のフォーラムでのテーマは「地域における家庭や住民の役割」ということなのですが、

この役割の重要性を家庭に例を挙げて考えてみると、家族の中の一人でも自らの属する家庭に関心がないと

すれば、その家庭における喜びというものが半減するでしょうし、極端な話をすれば、両親の意に反して、

子供たち全員がみんな自分自身の好き勝手に行動したとすれば、或いは、両親に反発して反抗的な行動をすれば、

最悪、家庭の崩壊にも繋がるのではないでしょうか?

これと同じようなことが国家にも言えると思います。

自国のことに関心があるかないか?どれだけの人が関心を持っているのか、いないのか。

或いは国家の方向性に賛同的なのか、反動的なのかによっても、国家の安定ということに直結する問題だと言えます。

さて、今回は地域ということですが、やはり地域ということにおいても、家庭や国家におけるその構成員が

自らの属する共同体に対する意識が重要であるということは言うまでもありません。

そこで、まず住民や家庭が自らの属するその地域に関心を持ってもらうための方法について考えてもらいたいと思います。

そして次に、地域における住民、家庭がその地域にどのような方法で関わることが出来るのか?

そして、その関わることで地域にもたらす変化というものは、どんな変化なのか?ということを

発表していただきたいと思います。