【基調講演】第29回「これからの時代に相応しい教育とは?」その1

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教育という言葉。育み教えるということなのでしょう。

そして、この教育という言葉は、色んな場面で使われています。

身近なところで言えば、家庭教育。そこには育児から始まって、幼児教育、更には学校教育にまでおよびます。

社会に出れば、社員教育、技術教育、更には国民教育、などなど。

また、教育には、必ず教育の対象となる人間に向けての、教育の目的や目標があります。

どんな目的で、どこまで教育するのかという内容です。

企業における新人教育では、その企業の発展のためという目的があったり、企業に慣れ親しんでもらうための企業説明や技術指導というような、それぞれの次元での目的や目標というものが存在します。

最後には、それも企業のためという目的になるのだと言えます。

このように、家庭教育ならば、家庭教育における目標であったり、学校教育ならば、学校教育における目標であったりとか、必ずそこには目的や目標があるのです。

このように一言で教育といっても色んな場面や、色んな目的によって、その教える内容が変わってくるわけですが、この目的や目標というものは、時代的な背景によっても変化してきました。

21世紀を迎えた今、教育が行われているあらゆる現場において、教育の目的や目標がこれまでと同じものであってはいけない場合もあるわけです。

例えば、家庭教育や学校教育などは、まさしくそうではないでしょうか。

社会の仕組みが変われば、生活の仕組みに変化が現れるように、それと共に人々の考え方にも大きな変化が現れてきているわけです。

国際化社会、宇宙時代、人権と平和思想、人類愛、男女平等、ジェンダーフリー、同姓婚、少子化、高齢化社会、核家族化、家族の崩壊などなど、今の時代は経済活動の領域が拡大されただけではなく、男女の考え方にも大きな変化があります。

これまでのフォーラムで発表された内容から、社会にある様々な問題の多くは、核家族化や家庭の崩壊などが原因となっており、家庭の在り方や大切さなどを見直すことで解決できる可能性があるということが分かります。

要するに家庭教育や学校教育によって、未然に解決できるものが数多くあるということを見てきました。

そこで、今回のフォーラムで考えていただきたいことは、「これからの時代に相応しい教育」というテーマで、特に家庭教育を行うにおいての目的や目標というものについてとなります。

家庭教育を行う目的は何か?そして目標となるものは何か?

どうぞご自由な発想でお考えください。