【基調講演】第32回「家庭における教育の在り方について」

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新世代創造市民ネットミーティングと題し、我がユニグラウンドフォーラムでは、

私達を取り巻く環境に山積する様々な問題、中でも、健康、福祉、情報、エネルギー、食や文化芸術、そして教育と7つの分野について、専門家の方々、あるいは全国の視聴者の皆様からご意見をお寄せ頂きながら、問題解決の糸口を探ってまいりました。

ユニグラウンドフォーラムは、皆様にお寄せ頂いたご意見に支えられ、先週は、

上半期の総括を行うことができました。

これまでに、専門家や視聴者の皆様から、深く掘り下げた観点からのご意見や、または、時代を反映した新鮮な切り口のご意見、心躍る奇想天外なご意見を頂き、様々に

問題を検討して参りました。

多様な問題を検討してまして参りましたが、ココに来て、皆様のご意見の中に、

或る一定の方向性が見えて参りました。

おおよその論点を総括しますと、世界は、私という個人から成り立っており、個人は、それぞれの家庭が基盤になっている。

現代社会の問題は、私という個人、個人の心のあり方が、社会に展開され引き起こされているのではないかと、いうことです。

私の基盤、心を育む場としての家庭の教育の在り方が、問題解決の糸口になるのではないかという、家庭教育を重要視する観点のご意見が多く寄せられました。

富めるものはあくまでも富み、貧しきものは地を這うように貧しい。

そんな社会において、一握りの豊かな人々以外、大方の人達は、生活に

追われることを余儀なくされています。

このように、個人の問題解決がなされなければ、社会の問題には無関心に

成らざるをえないのです。

そのような社会の仕組みから抜け出し、新世代の社会を創造していくには、各所で、疑問をもった個人が、グループとなり、地域に拡がり、理想社会について考えるミーティングを繰り返す。そして、横の繋がりの輪を、民間、市民レベルで拡大してゆくアプローチがあり、やがて全国規模に展開し、その母体をもってして行政に新しい社会を提案していく事で、行政を動かしていく事が可能になります。

新世代創造市民ネットミーティング・ユニグラウンドで考える理想社会の構造は、人間の身体によく似ています。

人間の身体の細胞は、60兆個と言われております。その細胞が、どれひとつとして、かける事ができない臓器や血管、骨格を構成し、それぞれが連携しあって調和しています。

そこには秩序があり、その秩序のおかげで人間は、健康な状態で生きていけるわけです。

社会の構造も同じく、秩序をもって成されなければ、不健康な状態に陥ります。

右足が左足の役目をしたり、胃が腸の働きをしたりするようなもので、

とても収拾が付きません。

秩序なき矛盾だらけも社会システムの中には永続性は無く、やがては破綻してしまいます。

共産主義国家が倒壊したり、資本主義社会では、既に経済が行き詰まりを

見せていたりする現状は何を物語っているのでしょう。

新しい理想世界を創造してゆくには・・・根幹を成す秩序が必要です。

新しい理想社会とは、山積した社会問題を解決した社会です。

冒頭で申し上げましたように、ユニグラウンドにお寄せ頂いた、視聴者のご意見としては、問題解決は、家庭における教育というものが、キーワードになっています。

しかしながら、現在の教育システムのまま教育されるのでは、結果として、

現状の様な世界が、またしても実現されてしまいます。

そこで、その教育の内容というものが、非常に重要になってくるということなのです。

社会には一定の秩序が必要ですが、それに大きく作用する価値観は、教育においても、

非常に大切な問題です。

例えば、親とは何かと問えば、様々な考え方が存在し、思い描くものは、それぞれの

価値観にもとづくものなのです。愛に満ち溢れた親も、ネグレクトする親も、

同じ親と言えるのでしょうか?本質的なところで、価値観を整理し統合する必要も出てくるのではないでしょうか?

そこで皆様には、小学校に上がるまでには、どの様な事を教えなくては行けないのか、という点についてのご自由なご発言をお願いいたします。