【基調講演】第44回「協働は実現可能か」

ここ数年来、協働という言葉をよく耳にしますが、ここでいう協働とは、

行政・企業・各種団体・民間などが、共に協力しあって豊かな社会を築きあげていこうという意味があります。

ところが、協働という社会の実現には大きな課題があります。

例えば、行政と民間との間には、お互いに立場の主張をぶつけ合って対立している現実がまだまだ見受けらます。

また、企業と各種団体との間には、利害の衝突、扱う分野の違いなどにより、なかなか共通点を見出せずにいたりもしております。

このように理想論から言えば、行政・企業・各種団体・民間が共に協働して作り上げる社会は素晴らしいものになるという可能性があるかもしれませんが、現時点における実情を知るにつけ、協働社会の実現は夢物語のように思えます。

そこで皆さんに考えて頂きたいのは、なぜ行政・企業・各種団体などが協力しあうことができないのか?その弊害となっている原因とはいったい何なのだろうか?

この原因について、ご意見を発表して頂きたいと思います。